社長に経営のキズキを与え会社の成長発展に貢献したいと切に願う、事業成長コンサルタント 藤波誠司です。
私がコンサルに入らせてもらって社長にお話しすることがあります。
「キャッシュフロー経営をするにあたって、決算書を理解したり細かい数字のことを勉強する必要ないですよ」
社長は、驚いた様子でそうなのって顔をします。
ただ会社のお金と上手に付き合うには、2つのポイントだけ抑えてもらうだけで十分です。
ひとつは「お金の流れの全体図をビジュアルで理解する」こと、もうひとつは、「判断する基準を持つ」ことです。
今日はこの2つについてお話しをします。
①お金の流れの全体図をビジュアルで理解する
この図の意味が理解できますか?
この図が会社のお金の全体像です。
売上高があり、その構成が変動費と粗利であり、粗利の中には固定費を利益があり
固定費の中には人件費とその他経費があります。
ざっくりと見るとこの項目がお金の全体像です。
今は理解できなくても大丈夫です。
でもこの図の意味が理解できるようになると、お金いついての判断基準を持つことができます。
②判断基準を持つ
事業をしていて、利益が多めにでたので社員への還元で臨時ボーナスを払おうと思っても
「臨時ボーナスはいくらまで払って大丈夫なんだろう?」
他にも、「今月の利益をこれくらい確保したいから売上目標はどの辺りに設定したらいいんだろう?」
「仕事の効率化でこの設備を買いたいけど買って大丈かな?」
などと迷うことがあると思います。
そんな時に感覚的に判断をするのか、自分の中にきっちりとした判断基準があって決断するのとではまったく違いますよね。
その違いがどれだけ大きいかは、会社を経営しているあなたならすぐにわかってもらえるんではないでしょうか。
まずは、お金の全体的な流れを図で把握し、数字の判断基準を持つ大事を理解してもらえたらと思います。
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