経営計画活用できてる?

社長に経営のキズキを与え会社の成長発展に貢献したいと、切に願う事業成長コンサルタントの藤波誠司です。

今日のお話しは、「経営計画活用できてる?」です。

私は、コンサル初日に絶対にクライアント聞くのが、「経営計画を活用できてますか?」と聞きます。

そう聞くと、「作ってはいるけど活用まではできていないよ」と言われる方が多いように思います。

じゃあなぜ活用できないのでしょうか?

つくり方はわかるけど?

私自身も、経営計画を作るにあたっていろんな書籍を読んだり、研修に参加したりしましたが「経営計画」の作り方を教える内容を学んでました。

実際に作ってみましたが、数字を追いかけるだけになってました。

私と同じように経営計画は作ったけど、実践できていない、活用できていない中小企業は多いと思います。

活用できない原因は?

活用できない原因は、中小企業の社長は、社長になってから経営を学ぶ方が多いです。

経営をやっていく中で、会社の規模ば一定以上になってきたら、「当社にも経営計画が必要かな」と言いながら手探りで経営計画を作ります。

経営計画を作るだけで、多くの時間と労力を要します。

頭もお金も使い、作るだけでくたくたになります。

その結果、「ようし作ったぞー」と完成がゴールになってる方が多いということです。

文字どうり、「経営」の「計画」を作った達成感のみを実感することになります。

その結果、本来は成果を出すために作成する「経営計画」が実践されない、あるいは正しく実践されないので、そりゃー結果はでません。

成果を出す経営計画の作り方

それでは、会社の成長・発展に必要な「経営計画」づくりとはどんなことに注意して作ってるのか3つのポイントにまとめてみました。

1つ目のポイントは、10年先までの「数値目標」を立てる

あなたが、これからこの会社をどのように成長・発展させたいのか「いつまでに」「どのくらい」発展させたいのか、数値で明確にすることです。

数値計画をすることで、明確に経営に取り組むことができます。

そんな先まで考えられないよと言われるかもしれませんが、作ってみると計画に近づこうとする意識が働いてる自分に気づくと思います。

2つ目のポイントは、数値目標に対する戦略を具体化する

10年先の数値目標ができたら、達成するための戦略を決める必要がありますよね。

その戦略とは、どうやって目標を達成するのか、その手法、打ち手、仕組みを明確にしたものじゃないとダメです。

この戦略が決まらないと、実行する社員が迷ってしまい結果につながらないことになります。

3つ目のポイントは、人材の育成計画を作る

なんで、人材の育成計画が重要なのと思われた方もいるかもしれません。

でも考えていただければ解ると思いますが、会社が成長すってことは、人材も成長してもらう必要がありますよね。

じゃあ、どのように人材を成長させるかという「人材育成計画」も、経営計画に入れるべきですよね。

会社の成長速度に合わせた、人材の育成計画の重要性が解っていただけたと思います。

経営計画を作るにあたって、この「目標数値」「戦略」「人材育成計画」の3つがそろうことで、計画的に会社の成長を実現できることがおわかり頂けましたか。

この記事が、あなたの経営計画に関するキズキになってれば嬉しいです。

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