社長に経営のキズキを与え会社の成長発展に貢献したいと切に願う、事業成長コンサルタントの藤波誠司です。
今日は、ビジョンとお金の関係についてちょっとだけお話しします。
ビジョンについて
ビジョンとは、使命感を持ってミッションを実践した5年・10年先に到達したい「理想の状態」のことです。
たとえば、「どんなお客さんに、どんなサービスをして、どんな満足度を得てもらうのか」
「どんな組織にして、どんな能力を持った社員やパートナーを何人くらい周りにいて、どのような関係を築いているのか」
「会社のブランド認知度をどの程度広げていくのか」
などを言葉や数字、あるいは映像で表現したりします。
お 金
ビジョンが明確になると、実現するための計画をたてます。
「計画を実現するためには、具体的にいくらのお金が必要なのか」
「それっをいつまでに稼ぐ必要があるのか」、そして
「どんな行動を起こす必要があるのか」が見えてきます。
たとえば、こんなスタッフを採用したいと考えていたら、その能力に合った給料が必要でしょう。
そしてそのスタッフに支払う給料分の粗利も必要になります。
もし、1年後に新規事業を開始したいのであれば、それまでに必要な設備投資などの資金も必要になります。
また、プライベートのヴィジョンで「年末年始はハワイで1ヶ月家族とリフレッシュする」という目標を掲げたのであれば、社長自身のヴィジョンを達成するために必要なお金を持っておかなければいけないでしょうし、会社が社長がいなくても回るように、社員に任せられる状態を作っておく必要があるでしょう。
こにように数年先のヴィジョンが明確になればなるほど、それを裏付けるお金のプランが重要になってきます。
そしてお金に構造を知り、それをコントロールする方法を知ったときには、お金が自分のヴィジョンを実現するために強力にサポートしてくれる便利なツールになっています。
ヴィジョンがあっても、お金がなければ実現することができないし、かといってお金ばかりに目を奪われるとヴィジョンを忘れてしまう。
だかれこそ、ヴィジョンとお金は車の両輪であり、どちらも大切なのです。
みなさんの会社は、ヴィジョンとお金は両輪で回っていますか?
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